この記事の結論
話の途中で口をはさまず、評価や説教はいったん置いて、まず「そうだったんだ」「それで?」と受け止めます。子どもは話を最後まで受け止めてもらえると「わかってもらえた」と感じ、話しやすくなると言われています。
なぜ「聞く」が先なの?
先に評価やアドバイスが来ると、話す気持ちがしぼむこともあります。子どもが話し出したら、いちど手を止めて、相手を見て、最後まで聞く。アドバイスは、ひととおり聞いてから、求められたらにします。
今日から試せる3つのこと
- 01話の途中で口をはさまない。先回りや言い換えをしないようにします。
- 02評価と説教をいったん置く。「だから言ったのに」は言わないようにします。
- 03「それで?」「そうなんだ」で先をうながす。あいづちで話しやすくします。
そのまま使える聞き方フレーズ
- 「そうだったんだ」── まず受け止める
- 「それで、どうなったの?」── 先をうながす
- 「◯◯って思ったんだね」── 気持ちを言葉にする(◯◯には子どもの言葉を)
- 「話してくれて ありがとう」── 話せたことを認める
- 「どうしたい? 相談にのろうか?」── 助言は聞いてから・求められたら
うまく聞けない日があっても大丈夫
忙しさや疲れで、うまく聞けない日もあります。きょうだいや友だちと比べないことも大切です。無理のない範囲で、次に試せそうなときに1つだけ選んでみてください。
相談したいとき
元気がない、眠れない、学校に行きたがらないといった状態が続くときは、担任の先生・スクールカウンセラー・「24時間子供SOSダイヤル」(0120-0-78310)に相談してみてください。
参考にした公的情報
- こども家庭庁「こどもの権利の普及啓発」
こどもを権利の主体として尊重し、こどもの意見を聴くという基本的な考え方を確認しました。 - 文部科学省「生徒指導提要(改訂版)」
教育相談における受容・傾聴・共感的理解の考え方を確認しました。学校・教職員向けの記述であり、そのまま家庭の場面には当てはめていません。 - 文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」
本記事は、公的情報を参考に、家庭で試せる一般的な工夫として整理したものです。特定の子どもや家庭への個別の教育・心理・医療上の助言ではなく、効果を保証するものでもありません。強い困りごとや心配が続く場合は、学校、自治体、医療・福祉等の専門機関へご相談ください。