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「あと5分」が、今日も終わらない。ゲームを終える前に、親子で話してみる一つの方法

「おやこのコトバ|第11回」の見出し画像。ゲームを終える前に親子で相談する場面のイラスト

「あと5分だけ!」と言われて待っても、5分たってもまだ終わらない。何度も声をかけるうちに、つい声が大きくなってしまう。ゲームを終えるときの言い合いに、疲れてしまうことはありませんか。

今回は、ゲームを終えるときの言い合いを、「終わらせる声かけ」ではなく、「始める前の相談」から考えてみる一つの方法をご紹介します。どちらが悪い、という話ではなく、「こんな方法もある」という選択肢の一つです。小学生・中学生の保護者の方を想定しています。

言う側も、言われる側も、しんどい

保護者の側では、「さっきも言ったのに」「何度言えばいいんだろう」という気持ち。子どもの側では、「今、いいところなのに」「あと5分だけ」という気持ち。どちらかが悪いと、決める必要はありません。

これは、この記事が想定した場面です。すべての家庭に当てはまるわけではありません。

公的・専門機関の案内にあること

ゲームとのつきあい方について、次のような案内があります。

  • 横浜市「ゲームとのつきあい方」:子どもが、どんなゲームを、誰と、どう遊び、どこを面白いと感じるかを聞いたうえで、家族が大切にしたいことを基に話し合う。ゲームの終了時間(睡眠時間の確保)なども、ルールに含め得る。一律に決めるのではなく、家族が納得できるルールを話し合う
  • アメリカ小児科学会(AAP)「How to Make a Family Media Plan」:家族それぞれの生活習慣や価値観に合う計画を、子どもと話し合って作る。子どもの成長に合わせて、見直す
  • AAP「Setting Screen Time Limits for Tablets and Video Games」(Q&A):ゲームによっては、はっきりした終わりがなく、切り替えにくいことがある

ただし、AAPのQ&Aは、2〜11歳が対象です。中学生に当てはまるとは限りません。

これらは、家族で相談してルールを決めることの案内です。「始める前に区切りを決める」方法や、声かけの効果を確かめたものではありません。

編集部の提案:始める前に、2つ相談する

上の案内を、「あと5分」の場面に当てはめた、編集部の提案です。ここで紹介した資料では、この方法や声かけの効果は検証されていません。

  • 何時に終えるか
  • そのゲームでは、どこで区切れるか

「どこで区切れるか」は、ゲームによって違います。子どもに、聞いてみてください。

寝る時間など、必要な時刻は、保護者が決めてかまいません。何度でも延ばせる約束には、しません。

声かけの例

編集部の一例です。ゲームの仕様や家庭の予定に合わなければ、そのまま使わなくて大丈夫です。

始める前に:

「今日は○時までにしたいな。このゲームはどこで区切れそう? 時間に間に合う終わり方を一緒に考えよう」

子どもの希望を聞くとき:

「どんなところが面白い? 途中で止められそうな区切りはあるかな?」

予定どおりにいかなかった後に:

「思ったより終わりにくかったね。次に遊ぶ前に、時間と区切りをどうするか一緒に見直そう」

使うときの注意

  • 必ずうまくいく方法ではありません。声かけは編集部の提案です。ここで紹介した資料では効果は検証されていません
  • 子どもの年齢、ゲームの種類、家庭の予定によって、合う方法は異なります
  • 合わなければ、見直してかまいません

3つをまとめると

  • 子どもの遊び方を聞く
  • 始める前に、時刻と区切りを相談する
  • 合わなければ、見直す

この内容は、編集部の整理です。受け止め方や状況は家庭ごとに異なり、効果や結果を保証するものではありません。

ゲームを始める前に、何時に終えるか、そのゲームではどこで区切れるかを相談し、合わなければ見直すという編集部の提案をまとめた図解

参考情報(確認日:2026-10-25)
・横浜市「ゲームとのつきあい方」https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/sesaku/hoken/game.html
・American Academy of Pediatrics(アメリカ小児科学会)Council on Communications and Media「How to Make a Family Media Plan」https://www.healthychildren.org/English/family-life/Media/Pages/How-to-Make-a-Family-Media-Use-Plan.aspx
・American Academy of Pediatrics「Setting Screen Time Limits for Tablets and Video Games」(対象:2〜11歳)https://www.aap.org/en/patient-care/media-and-children/center-of-excellence-on-social-media-and-youth-mental-health/qa-portal/qa-portal-library/qa-portal-library-questions/setting-screen-time-limits-for-tablets-and-video-games/

Instagramでは、7枚の図解で紹介しています。

https://www.instagram.com/p/De9z-iQEvk8/

本記事は一般的な情報と家庭で試せる工夫を整理したものです。個別の教育・心理・医療上の助言ではなく、効果を保証するものでもありません。困りごとが続く場合は、学校や専門機関にご相談ください。